院長ブログ

アスリートの筋肉や腱などの運動器の痛みも治療対象にしている。野球やラグビー、アーチェリー、フットサル、陸上など多方面にわたる運動選手がこれまで受診されている。クリニックの通路の壁に2011年にドラゴンズがセリーグのリーグ優勝した時に記念にいただいた球団の寄せ書きがある。通路に掲示しているため気がつかない方が多いが、選手のサインと一緒に背番号が書かれており、興味のあるかたは解読してみてください。通路の反対側には某有名選手の引退記念のバットも展示しています。プロの運動選手の場合はドーピングの問題があるため、麻黄を含んでいる漢方薬やエフェドリンを含んでいる感冒薬、麻薬性鎮痛薬などの使用は避けており、慎重な投薬が必要になる。また力のかかる部位へのステロイドの頻回な使用も、運動器が脆弱になるため注意が必要である。光線治療や神経ブロックはよい適応となる。特に直線偏光近赤外照射は、筋肉疲労をとり血流改善も生じるため愛用している。



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